エトス Weekly Press
情報の海をスイスイと泳いで、本当に必要な情報を手に入れる方法
---------------------------------------------------------------- ◆◆エトス Weekly Press No.43◆2007年2月27日号◆◆ 〜あなたの夢の実現と成功のために〜 https://www.ethos-net.com ◆目次 **************************** 1.今週のテーマから: 学習は20歳越えてなお続く!? 2.門田由貴子より: 情報の海に溺れる人、泳ぎ渡れる人の違い 3.エトスからご案内: 心機一転スタートにお薦めの情報 4.編集後記: フリーペーパーの、一番人気記事とは 5.配信停止・送付先変更の手続き方法 ******************************** こんにちは、エトス プレスチームの加藤和子です。 いよいよ3月間近、冷たい風の中にも日射しが明るくなりましたね。 日の出が早くなり、活動時間をシフトされる方もいらっしゃるのでは ないでしょうか。 先日も「今日の会議は朝8時から」という通知が届いて慌てたのです が、1日が有効に使えてよかったです。気分もさわやかになりますね。 春風とともに「エトス Weekly Press」をお届けします。 ++++++++++++++++++++++++++++++++ ◆1.今週のテーマより: 学習は20歳越えてなお続く!? 知り合いの受験生くんの、ようやくほっとした顔に会えました。 人事を尽くして天命を待つ、といったところでしょうか。 合否を聞く前に、「良かったね!」と言ってしまいそうになるのは、 彼がとてもいい顔をしているから。 結果よりも、集中力が途絶えることなく試験を迎えられたことと、 そして大変なカリキュラムを学び終えたことが、これからの彼の人生の 中で、何よりの大きな自信となるでしょう。 何を学んだかも大事ですが、知識を得る快感と「学び方」を学んだな という感じです。 さて、吸収すべき情報量が増大する一方の現代、このような学習の必 要性は、ビジネスパーソンも同じ、いえ、それ以上と言えるでしょう。 より豊かな人生のために、得たい知識や情報は尽きず、時間だけは平 等です。 今回は、そんな悩みの解決の、一助にしていただける話をお送り致し ます! 加藤 和子 ++++++++++++++++++++++++++++++++ ◆2.門田由貴子より: 情報の海に溺れる人、泳ぎ渡れる人の違い 以前、私が勤めていた職場でのお話です。 私の目の前の席に、ある紳士がいました。ずっと年上なのですが、 年下の女性社員からも「Uチャン」と呼ばれた、親しみやすい方です。 このUチャンは、職場のみんなから重宝がられた存在です。 「Uチャン、次に○○の事業部長になるの、誰かなぁ?」 「あぁ、それはAさんだろうねー」 「なんでそんな事知っているの?」 「だって、BプロジェクトでCさんは大失態だから、あの年代では次の 候補はAさんに限られるでしょう」 「Uチャン、あの資料、どこにあるんだっけ?」 「あぁ、それは、このキャビネットの3段目に入っているよ」 「Uチャン、○○って女優と結婚した俳優、なんていう人だっけ?」 「あぁ、それは△△だよ」 職場で、彼ほどのモノシリはいません。 あれ、何だっけ?と思ったら、自分で調べるよりも、Uチャンに一言 聞くだけで、瞬時に答えが手に入るのです。 Uチャンも、「さすが、良く知っているねぇ〜」とみんなから誉めら れるて、ご満悦の様子。 Uチャンは、社内人事から、社内の様々なプロジェクトの概況、どの 部門がいくらの赤字を出したのか? 果ては、数ヶ月も前に配布された 資料の保存場所まで、なんでも知っています。 彼の興味の対象は、社内にとどまることなく、政治・経済・芸能界、 そして、スポーツからスキャンダル情報まで・・・。 一体、どうして彼は、こんなにモノシリなのでしょうか? 答えは簡単。 彼は、朝から晩まで、何かを「見ている」「読んでいる」のです。 朝はテレビに新聞。会社に着いたら、他部門から配布されたすべての 資料に目を通し、それが終わったら、PC画面を通じて、社内のイント ラネット、掲示板、そこからダウンロードできるありとあらゆる資料を 読みまくる。 夕方になっても彼は帰宅せず、資料を読みながら残業手当てを稼いで いる。毎日、席を立つのは夜遅く。 ちなみに、彼の趣味は、読書とテレビ。 *** そろそろ皆さんも疑問に思いますよね? 彼は、一体、何者なのか? どうして、そんなことが社内で許されるのか? その部署は、経営幹部直下で特命プロジェクトを推進するチームだっ たので、ある意味、メンバーは「大人」ばかり。 1人ひとりに、明確なミッションと担当テーマがありました。 上司は、いわゆるエンパワーメント型で、成果が出るのを待つタイプ。 部下の行動にイチイチ細かい指導をするようなタイプではない。 結果的に、Uチャンは彼自身のスタイルを貫けてしまったのです。 この部門にいて、私は自分のプロジェクトを進めて、計画よりも早く、 予定以上の成果を出したため、功績賞をもらいました。 このとき、Uチャンは怒りました。 「どうして僕は功績賞の表彰メンバーに入っていないのか!?」と。 しかし、周囲の人にとって、答えは明白です。 功績賞をもらった私たちは、ひたすら企画し、人を説得し、組織を動 かし、レポートを書いて、社内の意識や仕組を変えるという成果を出し 続けたのです。私たちは、「何をアウトプットするか」にフォーカスし て仕事をしていました。 当然、良いアウトプットを出すためには、質の高いインプットも必要 ですから、仕事の一部として、必死に勉強も情報収集もしました。 しかしそれらは、あくまでも、アウトプットを出すための手段です。 同じ頃、目の前にいたUチャンは、朝から晩まで情報収集オンリー。 インプットばかりしていたのです。情報収集を目的にしてしまった。 彼から、アウトプットされたものはありません。 仕事とは、アウトプットの量と質で測定すべきものです。 つまり、彼は、情報収集という行為で、仕事をしていた「つもり」に なっていただけ。大きな錯覚なのです。 彼の悲劇は、情報という魅力的な海の中に、すっかり溺れてしまい、 海の外に出てこられなくなってしまった事でしょう。 自分自身が、情報の海に溺れている、ということを理解していなかっ たのです。 *** こんなおバカな話…、と思われたかもしれませんね。 でも、意外に、こういうタイプは多いんですよ。 皆さんの周りも、いませんか? 例えば、「セミナーおたく」「読書好き」「ネットサーフィン」 「資格取得に夢中になる人」「人と話し合うのが好き」・・・。 そのセミナー/本/WEB/資格/人に付属する情報や知識を活用し て、あなたは「何者になるの?」「何を手に入れるの?」 これを明確にしていますか? ずっと昔の私もそうでした。 趣味が読書。読書をして、新しいことを知り、自分の好奇心を充たす 事は、非常に楽しいものでした。 しかし、ある日、気付いたのです。 「情報の海に溺れているだけだ」「情報の魅力に取り憑かれている」。 情報収集したものを、一体私は何に活かそうとしているのか? この「目的」「目標」がないままでインプットを続けても、それでは Uチャンと同じ「モノシリ」「雑学博士」にしかなりません。 それで虚しくありませんか? 目的なしの情報収集や勉強は、娯楽か現実逃避のいずれかです。 *** 私からのご提案が3つあります。 1)情報収集(インプット)する前に、 情報収集する目的(アウトプット)を考える事。 2)目的を達成するために、本当に「必要な情報だけ」を選別する方法 をマスターすること。 3)情報のインプット時間は最小限に圧縮して、 仕事のアウトプットにかける時間とエネルギーを最大限にすること。 この3つを手に入れるために、私が定期開催しているセミナーが、 「夢を叶える速読術」です。 https://www.ethos-net.com/speed_reading/index.html 読書やWEB、メールを「読むスピード」を現在の10倍、20倍、30倍 に速めたら、それだけインプットに要する時間とエネルギーを削減でき ます。 そして、節約できた時間とエネルギーを使って、あなたの目的を達成 するために、アウトプットにフォーカスすればいいのです。 それを可能にする方法、それが、「夢を叶える速読術」です。 上記1)2)3)の方法を、具体的に実践的にマスターいただけます。 情報の海に溺れるのではなく、情報の海をスイスイと泳ぎ渡るために、 ぜひ、マスターして下さい。 あなたの仕事・人生の生産性が、10倍、20倍に加速することでしょう。 情報の海の泳ぎ方コーチ 門田 由貴子 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * ◆◆エトス Weekly Press No.43◆2007年2月27日号◆◆ 〜あなたの夢の実現と成功のために〜 発行元: 株式会社エトス https://www.ethos-net.com 発行責任: 代表取締役 門田 由貴子 皆様からのご意見・ご感想をお待ちしております! (C)Copyright 2007, Ethos Inc. 記載事項の著作権は当社に帰属します。無断転載・流用はご遠慮下さい * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *




