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エトス Weekly Press

判断力の源泉は、自己認識力にあり!

   ◆◆エトス Weekly Press No.110◆2008年7月31日号◆◆

        〜あなたの夢の実現と成功のために〜
            https://www.ethos-net.com

◆《目次》***************************

 1.今週のテーマ: 判断力の源泉は、自己認識力にあり!

 2.エトスからご案内: ズバリ!あなたご自身がよく理解できます
   
  3.今週のオススメ: 乾いた心に、潤いをもたらす本2冊

 4.編集後記: 私の夏のお楽しみは、花火です

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◆1.今週のテーマ: 判断力の源泉は、自己認識力にあり!
 

 皆様こんにちは。門田 由貴子です。

 毎日のように、様々な人とお会いしておりますが、常々感じているの
が、「意思決定力」や「判断力」の違いです。

 もちろん、情報の「理解力」にもある程度の差はあります。
しかし、「判断力」の差は、その10倍以上あるのではないでしょうか?

 今の日本は、格差社会と呼ばれていますが、経済的な格差をもたらし
ている原因は、能力、ことに判断力の格差ではないかと思うほどです。

 具体的な例を挙げてみましょう。

<ケース1: 企業の教育課長さん>

 ある一部上場企業から管理職研修のご依頼を頂いて、教育課長さんと
お会いすることになりました。

 事前に、この企業側のニーズをメールで送っていただいて、当社から
は、このニーズに合わせた「研修企画書」と「概算見積書」を既に郵送
してあります。

 あとは、企画書の内容に対して、修正すべき点を明らかにした上で、
最終的な日程と費用を合意すれば、ミーティング完了です。

 だいたい研修のご依頼の場合には、ミーティングなしですぐに実施す
るか、1度だけミーティングする場合がほとんどです。

 しかし、この教育課長さんに一目お会いした瞬間から、私には直感的
にわかってしまいました。

「あ、この人では決められないな、お話にならないな」と。

 

 実際に40分ほどミーティングをした後の会話は、こんな感じでした。

門田「では、この内容で、正式なご発注として承って宜しいでしょうか?」

教育課長「あ〜、またしばらくしてから、もう一度お会いしてご相談
      させてもらえませんか?」

門田の心の声 (え? さらに何を話し合う必要があるの?
         必要な事はすべて明らかになっているのに。
         また会うなんて、時間のムダでしょう?!)

 ここで詳しく聞いてみても、他の研修企業と比較をしているわけでも
ないらしい。何か具体的な懸念事項もあるわけでもない、とのこと。

門田「他のお客様からのご要望もありますので、日程はどんどん埋まっ
    てしまいますが、宜しいでしょうか?」

教育課長「あ〜、それは困ります、日程は空けておいて下さい。
      でも・・・むにゃむにゃ・・・」

門田「でも、この内容で研修を実施するかどうか、まだご決断されて
    いらっしゃらないのですよね?」

教育課長「私個人では決められませんので・・・むにゃむにゃ・・・」

門田「では、どなたがご決断されるのですか?」

教育課長「研修の担当は私です。しかし、私1人で決めてしまうと、
    あとから何かと問題になりますし・・・。
    私の上司である人事部長の許可も要りますし・・・うんぬん」

 ここで、人事部長さんがお席にいらっしゃるようでしたので、部長に
もご同席をお願いしました。
  ご挨拶から趣旨説明、簡単なQ&Aを経て、20分後には、その場で
合意に至り、正式な発注を頂くことになりました。

 担当者で当事者である教育課長は、事前のメール、企画書、40分の
面談を経ても、まだ判断できずに、決断を避けようとしている。

 一方、人事部長は、初対面の相手でも、その場で大事な点をいくつか
確認すると、すぐに「それでは、これでお願いします!」と決断する。

 見たところ、このお2人の年齢はほぼ同じくらい。

 この意思決定スピード、判断力の差が、課長と部長の職位を決めてい
るように思われてなりませんでした。

 

<ケース2: 説明会にいらしたOLさん>

 当社では、セミナーや他のサービスのご利用を検討されている方々の
ために、月に数回、無料説明会を開催しています。
  そこに、30代初め頃のOLさんがご参加されました。

 この方も、初めに部屋に入ってこられた瞬間に、
「あ、決断できないタイプだ」とわかりました。

 一通りの説明が終わったあと、皆さんにご感想などをお聞きすると、
他の方々は、ご自身の意見や感想をおっしゃっています。
  でも、その方は「・・・え〜っと・・・」と、困ったご様子。

 ときどき、「NOと言いたいのに言えない気の弱いタイプ」の方も
いらっしゃいますが、彼女はそのタイプでもないようです。

 彼女を見ていると、ご自分の意見や意思という存在が感じられません。

 失礼ですが、見た感じででは、仕事でも毎日の生活でも、ご満足され
ているようには感じられません。
  「これではダメだ、なんとかしなきゃ!」と思いながらも、どうして
いいのか判らずに、毎日を流されて生きているのでしょう。

 おそらく、毎日、膨大な情報に触れているはずなのに、何一つとして
決断せずに、惰性の毎日が続いているのではないでしょうか?

 ***

 さて、私には、この2人に共通する問題がハッキリと見えました。

 まぁ何も特殊能力だというのではなく、誰もが持っている「直観」が、
私の場合は、脳の内側に画像として感じられるというだけの話です。

 今回のお2人と初めてお会いした瞬間に、「決断できないタイプ」だ
とわかったのは、両者には共通した見え方があったからです。

 一言で言うと、お2人とも、「実が詰まっていない状態」でした。 

 身体の中に、その人の身体よりもふた周り小さい意思が入っていて、
身体のすぐ内側にスカスカと空間があいている様子を想像してみて下さ
い。
  自己概念や自己認識が希薄な方は、こういう見え方をします。
 
  つまり、「自分がない」あるいは、「自分がわかっていない」人に
多い傾向です。

 ・自分は、何者なのか?
  ・自分は、どこに向かって生きようとしているのか?
  ・自分は、どういうキャラクターなのか?
  ・自分は、どういう人だと思われたいのか?
  ・自分は、何ができて、何ができないのか?
  ・自分は、何を手に入れたいのか?
  ・自分は、何をしたくて、何をしたくないのか?
  ・自分は、何が好きで、何が嫌いなのか?
  ・何を持って、自分らしさと言えるのか?

 こういう認識を鮮明に持っている人は、仕事でも頭角を現しますし、
人間としても大きなパワーや影響力を発揮しています。

 しかし、「自分」がわかっていないと、目の前に魅力的なものが
イッパイあっても、どれを選んで良いのかわからずに、ただ見逃して
しまうこともあります。
  目の前をチャンスが通り過ぎていくなんて、実にモッタイナイ!
 

 「自分がない」「自分がわからない」ことは、ものごとを判断し、
意思決定する際に、「判断軸をもたない」のと同じ。

 すると、判断軸がないから、判断できない。
判断軸がないから、何を選んで良いのか判らず、結局、選ばない。
あるいは、他人の判断軸で暫定的な判断をして、後から後悔する。

 こうなることが多いのです。

 ぜひ皆様にご提案します。

 あなたは何者ですか? あなたは、他の人と違って、どういう人なの
でしょうか?

 ご自身を見つめて、自己理解や自己認識を深めて下さい。

 夏休みのような休暇は、そのための絶好のタイミングになることで
しょう。

 
  そして、もしも、自己理解や自己認識を深めて、判断力を向上させる
ための支援が必要でしたら、ぜひ、次のワークショップにご参加くださ
い。
 
★ズバリ!と、ご自身と人間関係が理解できるようになります。
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  8月9日(土)のクラスは、8月5日(火)でお申込締切となります。

 このワークショップの最後には、スピリチュアルな方法を使って、
「未来の理想の人生を生きているアナタ」に会いに、タイムスリップ
していただきます。
  このワークも、思いのほか好評のようです。

 どうぞ皆さま、ぜひ、この夏は、あなたの自己認識を深めるために
お時間をとってください。

 あなた自身をより深く認識することから、あなたの人生のよりよい
選択や意思決定ができるようになります。

            
            あなたの人生のサポーター  門田 由貴子
 

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   ◆◆エトス Weekly Press No.110◆2008年7月31日号◆◆

      〜あなたの夢の実現と成功のために〜

発行元: 株式会社エトス https://www.ethos-net.com

発行責任: 代表取締役 門田 由貴子

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