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Ethos(エトス)とは、人が生まれながらにして持っている資質・能力・倫理観など。

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エトス Weekly Press

読書習慣は、自己成長の必須条件

   ◆◆エトス Weekly Press No.13◆2006年7月14日号◆◆

       〜あなたの夢の実現と成功のために〜
          https://www.ethos-net.com

◆目次 ****************************
 1.今週のトピックス: 読書習慣によって生まれる頭脳アスリート
 2.門田由貴子より: 読書習慣は、自己成長の必須条件 
 3.エトスニュース: 7月15日開業、ビジネススキル向上活動を始動!
 4.ブックレビュー: 『客は集めるな!』
 5.編集後記: ブックレビューの楽しみと再会
 6.配信停止・送付先変更の手続き方法
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 こんにちは、エトス プレスチーム 加藤和子です。

だんだん夏らしくなってまいりましたね。17日は海の日なので、今週末
は久しぶりの3連休となります。
 暑さに強い方も苦手な方も、どうぞ快適に過ごされますように。
 さて、今週もエトス Weekly Pressをお届け申し上げます。

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◆1.今週のトピックス: 読書習慣によって生まれる頭脳アスリート

 インターネットで情報収集することが多いですが、何度も繰り返し読
むのは、やはり「本」ですよね。
 「本でしか得られない情報」の質と量の価値は、とても大きいです。

 さてこの春、若い友人が念願の新聞記者として就職を果たしました。
就職浪人して夢を貫いた友人は、ボクシングジムに通うアクティブな女
性ですが、とても読書家で、いつも数冊を傍らに置いて読んでいます。

 私は、彼女が新聞記者になれたのは、そのことが大きいのではと推察
しました。

 彼女を見ていると、本を読む行為自体が、実に思考回路を鍛えるのに
効果的なことか、わかります。 
 物事の捉え方が、とても客観的で大枠をしっかり抑えている。

 本を読破することは、登山で言えば登頂にも似ていて、山のてっぺん
から初めて見渡せる世界があるように、1冊の本を読み切ることで得ら
れる、理論や展開があると思います。

 しかし、それは誰にでも出来ることではなく、読書という思考のトレ
ーニングを積み重ねた人のみ、到達できるのではないでしょうか。

 読書家は、山の頂から、世界を見ている。
 鍛えぬかれたアスリートのように。

 では、弊社の超一級アスリートに、その秘訣を聞いてみましょう。

                エトス プレスチーム 加藤 和子

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◆2.門田由貴子より: 読書習慣は、自己成長の必須条件 

 様々な企業に、経営幹部養成などの研修をしに伺っています。すると、
研修を始めて早ければ10分で、その「企業としてのビジネスIQ」や
「各社員のビジネスIQ」が手に取るように見えてきます。

 例えば、「ナレッジ・マネジメント」という目には見えない事項に関
して、それを取り扱うマネジメント手法についてご紹介する場合。
 
 ビジネスIQの高い組織や人には、抽象的な概念も、成功要件も、比
較的すぐに受け容れられ、理解されます。そして、新しい知識を学ぶこ
と自体を楽しむ雰囲気がその場には満ち溢れてくる。さらに、意味のあ
る質問や意見が飛び交うので、愉快な対話が成立し、説明するこちら側
にとっても、実に知的な興味をかきたてられる時間となります。

 しかし、ビジネスIQの低い組織や人の場合は大きく異なります。
 まず、抽象概念を理解できない。目に見えない概念的な話を聞いてい
られずに、すぐにイライラそわそわし始める。そして、「自分の職場は
〜〜なのだが何をすれば良いのか?」と、具体的な処方箋や行動指示を
求めてくる。つまり、概念と自己の行動との間を、自分自身でつなげて
考えていくことが出来ない。さらに、知識や理論を軽視するので、学ぼ
うという意欲が極めて低い。だから益々、学習効果が低減する・・・。
(受講者の興味関心を惹きつけるために、こちらの腕が問われるので、
こちらにとっては、大いなる力量アップのチャンスです)

 では、その両者の違いはどこから来るのか?
 もちろん、様々な違いがありますが、その中でも筆頭に挙げられるの
が「読書習慣」の有無ではないでしょうか。

 単なる「読書」ではない。「読書習慣」です。

 何かの本を1冊読んだことがある、というレベルではありません。
 継続的にいろいろな領域・テーマの本を読み、常に脳ミソに新鮮な刺
激や情報をインプットし続けている。そういう行動を習慣として、無意
識に生活の一部として継続している。それが読書習慣です。

 読書が習慣として定着すると、新しい知識の理解が早まります。
 既に脳に存在している知識と共通点や相違点を比較しながら、効率的
に情報をインプットする。既に理解している事項をベースに、新しい理
解を深めていく。既存の知識が、新しい知識の理解を助けるのです。

 だから、日頃から読書習慣を身に着けている人は、研修に参加しても
理解が早い、面白い、一瞬のうちに多くを学び取る事ができるのです。

 格差社会。金銭的な貧富の差が拡大する事に加えて、知的能力の格差
は、これから非常に大きくなっていくことは必至。
 あなたが、知的能力を高め、プロフェッショナルとして今後の人生で
勝ち残るご予定でしたら、読書習慣を身に付けることをお薦めします。

 義務的に「お勉強しよう」と言う気持ちでの読書ではなく、毎日3回
ご飯を食べる、朝晩歯磨きするのと同じ感覚で、脳ミソに栄養を投入し
ていく。日々、新しい知識や情報で脳を刺激し続けていく。
 これが習慣になれば、あなたの脳は日々進化し続けていくでしょう。

 読むべき本は、何でもOK。興味を引くものから順に読んでいれば、そ
れでまずは充分です。関心を持ったものがあれば、次々と読むべき本は
自然に見つかるはずです。

 そして、さらに読書した内容を深めて、自分自身のスキルとして定着
させるには、読書をきっかけに仲間と知的な対話をして、刺激しあう事
もお薦めします。
 当社では、読書をベースに対話する会合「Reader&Leader」を定期開
催していますが、この開催趣旨は、読書習慣と対話による進化促進です。
 参加したい方は、どうぞ! 大歓迎しますよ。
    https://www.ethos-net.com/reader.html
 7月8日から、第3期がスタートしたところです。今からでもご参加を
希望される方がいらっしゃいましたら、どうぞお申込下さい。


 これから夏休みが始まる季節です。この機会に、どうぞ、ご自身を進
化・成長させていくために、良い読書習慣をスタートさせて下さい。

 意識して3週間実行しつづけることができれば、それは習慣として、
無意識に生活の中の一部として定着するそうです。

    皆様の成長のために、読書習慣を普及させたい 門田 由貴子
 

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   ◆◆エトス Weekly Press No.13◆2006年7月14日号◆◆
      〜あなたの夢の実現と成功のために〜

発行元: 株式会社エトス https://www.ethos-net.com 
 
発行責任: 代表取締役 門田 由貴子
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