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Ethos(エトス)とは、人が生まれながらにして持っている資質・能力・倫理観など。

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エトス Weekly Press

人は見た目が9割? コミュニケーションを考える

   ◆◆エトス Weekly Press No.4◆2006年5月12日号◆◆

       〜あなたの夢の実現と成功のために〜
          https://www.ethos-net.com

◆目次 ****************************
 1.今週のトピックス: 人は見た目が9割?!
 2.門田由貴子より: 話題の新書『人は見た目が9割』を読む       
 3.サイトウォッチング: いい顔はこの方々に学ぼう
 4.編集後記: 御見舞メッセージのお礼
 5.配信停止・送付先変更の手続き方法
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 こんにちは、エトス プレスチーム 加藤和子です。
 5月は新緑の季節、木々たちはみどりの模様替えの真っ最中です。い
つも見る街路樹も、緑のトンネルに早変わりしました。人間に、これほ
ど見事なイメージチェンジが出来るでしょうか。
 エトス Weekly Pressも負けじと、新風たっぷりにお届けいたします。

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◆1.今週のトピックス: 人は見た目が9割?

 新緑とは関係なく、通年「新書」の売れ行きが好調だそうです。「す
ぐ読める」「タイムリーな話題」「値ごろ」なのが主な理由とか。新規
参入も活発で、出版合戦がますます加熱しています。

 ベストセラーのひとつ『人は見た目が9割』を、既に手に取られた方
もいらっしゃるでしょうか?
 「人からどのように見られているか」は、やはり気になるテーマです。

 ビジネスマナー講座などでよく言われる「メラビアンの法則」による
と、対人コミュニケーションは:
 ・見た目・身だしなみ・しぐさ・表情など:55%
 ・声の質(高低)・大きさ・テンポなど:38%
 ・話す言葉の内容:7%
つまり、93%が「印象」で決まるのだそうです。
 数字で見ると極端に思えますが、見た目・印象が大事であることを改
めて感じさせられます。

 女優は、顔の筋肉の動きをよく研究しているそうで、「今、自分はど
んな顔で笑っているか/泣いているか」について、大女優になるほど、
鏡を見なくても皺1本1本の入り方まで、正確にわかるのだそうです。

 顔のつくりはともかく、「いきいきとした好い表情」が出来るように、
女優さんのトレーニング方法を習おうかと、社内で話し合いましたが、
私などはまず「モナリザの微笑」あたりを会得して、門田のあの「アル
カイックスマイル」に、対抗したいところです(無理?)。

                エトス プレスチーム 加藤 和子

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◆2.門田由貴子より: 話題の新書『人は見た目が9割』を読む     

 前回の救急車騒ぎの件では、実に多くの方々からご連絡を頂戴いたし
まして、誠にありがとうございました。もうすっかり、回復しておりま
すので、どうぞご安心下さいませ。

 ***
 
 ビジネスの現場では、誰しも、朝から晩までコミュニケーションとは
無関係ではいられない毎日です。メールでの連絡、資料作成、会議や口
頭での話し合い・・・。いずれも、言語を介在としたコミュニケーショ
ンですね。

 当然、情報を発信する側からすれば、「どの言葉を使うか?」「どう
説明するか?」という点に、もっとも神経を遣うものでしょう。
 しかしながら、言語によるコミュニケーションによって伝達されるも
のは、全体のたった7%。愕然とする数字です。

 よくあるお話ですが、「同僚や家族には、なかなか自分をわかっても
らえないのに、ペットの犬は私の気持ちをわかってくれる」
 犬に日本語は理解できないはずなのに、なぜか? 
 答えは簡単で、犬は飼い主の発する「言葉」ではなく、飼い主の表情
や姿勢、声の調子から、飼い主の意図を理解するそうです。つまり93%
の非言語コミュニケーションで、充分に飼い主の気持ちを理解してくれ
るのですね。人間は、もっと犬を見習うべきかもしれません。
 
 話題の新書『人は見た目が9割』(竹内一郎著、新潮社)に紹介され
ていますが、信頼できる行動は、下記の順序だそうです。
 1)自律神経信号(動悸、汗などの生理現象)
 2)下肢信号(貧乏ゆすりなど足の動き)
 3)体幹信号(胴体の姿勢)
 4)見分けられない手振り(微妙な手の動き)
 5)見分けられる手のジェスチャー
 6)表情
 7)言語
 つまり、コミュニケーションにおいて、最も信頼できない、いくらで
も嘘がつけるのが言葉なのです。

 たしかに、カウンセリングや研修などの場面でよく見ていると、身体
は実に正直ですね。
 質問すると、言葉では元気ぶって説明しているけれど、視線が泳いで
いるので、「困惑しているなぁ、きっと出来ないぞ」とわかる。
 「わかりました」と口では言いながら、一瞬キュッと手に力が入るの
で、「イヤだよ」と手が抵抗の意思表示をしている。
 「わかりません」と質問してくるが、その姿勢と表情は、「わかりた
くない」「考えていない」と初めからの無関心を伝えている。

 身体は、実に能弁です。
 優秀な営業マン、上司力の高いリーダーは、無意識のうちに、このよ
うな動きを察知して、相手の気持ちや思考を読み取るのが得意です。結
果として、EQが高い人ということになるのでしょう。

 以前、アメリカ人から「パワープレゼンテーション」を徹底的に指導
されたことがありました。その時は、登場の仕方から、姿勢・表情・視
線・歩き方・声の出し方などを、かなり細かく指摘され、当時の私には
「そんなことより、話の中身が大事では?」と疑問に思ったものです。
 しかし、非言語コミュニケーションの重要性を理解すれば、いずれも
腑に落ちるものばかりです。もっときちんと身に着けておくべきでした。
今頃になって、反省するばかりです。 

 ところで、新書『人は見た目が9割』のタイトルを書店で見たときは、
ドキッとさせられました。「外見力」という言葉もあるほどです。
 本の内容はさておき、日頃はほとんど無頓着だった自戒も含めて、
「見た目をなんとかせねば」という強迫観念に取り付かれた私が何をし
たか? お恥ずかしながら、ついに「外見力向上プロジェクト?」を敢
行いたしました。詳細は後日ご報告させていただきます。お楽しみに!
 
             外見が少し変わった(?) 門田 由貴子



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   ◆◆エトス Weekly Press No.4◆2006年5月12日号◆◆
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発行元: 株式会社エトス https://www.ethos-net.com 
 
発行責任: 代表取締役 門田 由貴子
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